「寺越事件を注視せよ」 新聞記事2-2 神戸新聞(H22.3)より

死亡認定取消願は、体調を崩した文雄さんの代理で、

救う会兵庫の長瀬猛代表(41)が神戸海上保安部に提出。

取り消しが認められれば、外雄さんの婚姻届と2児の出生届を出すことにしている。

現在、30代になっている2児の日本国籍を得ることで、保護の対象とし、

妻を含む家族の日本への「帰国」も容易にすることが目的。

文雄さんは今年2月、外雄さんを拉致被害者と認定するよう中井●拉致担当相らに

要請しており「死んだ弟にしてやれることは、もうこれぐらい。

おいやめいの日本国籍を認めてもらうことで身の安全を図りたい」と話す。

長瀬代表は「死亡認定が取り消されれば事実上、拉致の認定になる。

政府はしっかり対応してほしい」と求めている。

外雄さんと同じく北朝鮮での生存が分かった武志さんは97年に戸籍を回復した。

北朝鮮側は「海難事故に遭って漂流中の3人をわが国の船が救出した」

と説明している。(宮沢之祐)