今回の内容には極めて重大な
「政治の罪の一側面」が明らかになっている。
それは「拉致事件を公にして窮地に立つのは日本」という
「臆病風」の事である。
昨年有本夫妻は、塩川財務大臣<当時>に面会陳情のおり、
「何故政府はもっと強い態度で北朝鮮に要求しないのか?」と
質したところ、
「テポドンミサイルを打ち込まれたらどうするのか、
それが恐ろしいのです」という趣旨の発言があったそうである。
最近勧められて、
「北朝鮮大脱出・地獄からの生還(新潮文庫)」という本を読んだ。
これは宮崎俊輔氏という、在日朝鮮人を父、日本人を母にもつ人物が、
1960年に13歳で家族とともに「帰国事業」で北朝鮮に渡り、
辛酸の果てに1996年に脱出に成功して日本に帰国を果たす
壮絶な手記であるが、そこにこんな一文を見つけた。(つづく)





