ウニタ書房の遠藤忠夫は、昨年(1990年)末かなりの頻度でテレビに登場している。
ご記憶の方も多いと思うが、
”日本赤軍のリーダー重信房子の逮捕”と”よど号の妻子の帰国近し”に関するニュースで
「日本赤軍について詳しい・・・」とか
「よど号メンバーの家族を支援している・・・」などの
キャッチフレーズで得意満面、評論家ぶっていたあの人物である。
なお、事情通によると、ウニタ書房とは新左翼過激派の出版物等を、
グループに関係なく幅広く取り扱う書店として有名な店であり、
それらのシンパや活動家が盛んに出入りしているという(当時)。
無論、当時、家族が遠藤の素顔など知るよしもなかった。
「今想えば謀られた」と有本夫妻は語る。遠藤は家族に、
永久に朗報をもたらすことはなかった。
(第3章幻の記者会見おわり。以下、次章につづく)
長瀬 猛氏著作『恵子、お母さんは待っていますよ!』より




