1枚の書面 有本恵子さんの父・明弘さん

1枚の書面 有本恵子さんの父・明弘さん


1988年9月、北海道の石岡さんの自宅にポーランド経由の手紙が届きました。
この手紙には、「3人一緒に北朝鮮で助け合って生活しています。生活費もこの国より支給されて生活しています。」といった文章で「長い間の連絡の出来なかった事をお許し下さい。」との内容の手紙でありました。
子供たちが北朝鮮に居るという確実な証拠が日本国内に入った事は、当時の安倍事務所の飯塚秘書と家内が一緒に警察庁と外務省に資料を持って行き提出しました。
それ以降、日本政府も北朝鮮による拉致を認めるようになったと、私は思っています。
しかし、1990年自社両党訪朝団とマスコミも書いた、金丸・田辺訪朝団は日本人拉致を無視した外交でありました。
そして次は小泉訪朝でありました。5人生存8人死亡と北朝鮮に言われ、生存者5人とその子供達らを返して来ましたが現在まで、以上の結果しかありません。
北朝鮮は、国家として嘘をついているのです。
私は、北朝鮮は親子三代にわたるテロ国家であると確信しています。
トランプ大統領も北朝鮮をテロ国家に再指定しました。北朝鮮は、大きな国家犯罪を実行しても認める事はありません。
我が国の拉致問題も初めは認めなかったが、金正日の考えからその一部を認めました。
しかし、その後の行動は嘘の固まりで話し合うことも出来ない国になっています。
この様な親子三代にわたるテロ・人権無視・嘘の固まりの様な国が核を所有する事を、アメリカのトランプ大統領が許すはずがありません。
金正恩は、北朝鮮が朝鮮戦争後の休戦体制で反米教育一本で国民を指導し60数年間アメリカの脅威だけを軍や国民に植え込んで来た事実を認識するとともに、核の放棄だけでなく平和国家として今後何十年間国民と共に生き残る道を考えなければなりません。
金正恩はいつかの時点で金日成・金正日のやって来た国家犯罪を詫び、平和国家に生まれ変わる事を世界に発信しなければならないのです。
トランプ大統領は、核放棄を約束した金正恩に日本国の拉致問題も話し合うように伝えたと言いました。
日本国の拉致問題解決の話は、北朝鮮が平和国家として生き残るための考え方であり、金正恩は軍や国民に対しても平和国家に生まれ変わることを発表するべきです。
それが朝鮮半島及び北東アジアの平和が何十年と続く基になると、金正恩が知ることが重要になるのです。
そのためにも米国との大戦に敗れ復興を成し遂げた歴史を持つ日本国の安倍総理が、金正恩と時間をかけて話し合って頂きたいのです。
この話は金正恩にとって「天の声」となるのです。

平成30年6月29日
北朝鮮に拉致された有本恵子の父
有本明弘

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