田中実さん拉致事件と救出活動について(2)

<田中実さん拉致事件の基礎知識>

・平成8年(1996年)12月、平成9年1月号の「文藝春秋」に、

神戸市在住の在日・張龍雲(チャン・ヨンウン、故人)氏が、

自らが北朝鮮工作機関「洛東江」のメンバーであったことを告白して、

同組織の韓竜大(ハン・ヨンデ)と曹廷楽(チョ・ジョンガリ)が

共謀の上、昭和53年(1978年)6月6日、田中さんをウィーンに連れ出し、

モスクワを経由して平壌へ拉致したことを暴露した。

韓は田中さんが勤めていた「来大」の経営者だった。

・平成11年(1999年)には、「洛東江」の謀略を詳述した張氏の著書

「朝鮮総連工作員(黒い蛇の遺言状)」が小学館文庫から出版された。

張氏は平成13年(2001年)持病の悪化により他界。

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