『恵子、お母さんは待っていますよ!』特別号「日本赤軍よど号犯の妻、金子(赤木)恵美子、裁判傍聴記録」15

「北朝鮮でアルバイト中の滞在費はタダ、社会主義国は面白いよ」と

安部とキム・ユーチョルが有本恵子さんに言った。

「北朝鮮で何が売れているか」という調査の内容を、

証人が「面白そう」と言うと、

有本さんは「あなた(証人)が一緒なら」という条件を提示した。

安部が証人に「あなたは先に他のアルバイトがある」と言った。

有本さんは証人が後から必ず来るならということで了解した。

キム・ユーチョルがビザ申請のためと理由を告げて、

有本さんの旅券を預かった。

翌日、証人と有本さんが空港で安部とキム・ユーチョルに会い、

有本さんとキム・ユーチョルがコペンハーゲンからモスクワに向かった。

その後、証人は他の女性を探すためにロンドンに戻った。

(有本恵子さんの写真を示す、

隣のキム・ユー・チョルが居る)16時09分

田宮の指示で、証人と安部とキム・ユーチョルが有本さんを騙して、

北朝鮮へさらって行って結婚させた。

その後、田宮から「有本さんは元気だ」と聞いた。

証人はその後、有本さんに会っていない。

森ヨリコと黒田サキコのさらって来た男性と有本さんを結婚させた。

有本さんの教育係は、水谷キョウコと赤木志郎だった。

「自分達の勝手な思いで有本さんやご家族の人生を滅茶苦茶にして申し訳ない。

有本さんが早く帰国できるよう、こうして証言しました。」(16時14分)(つづく)