「流れ」は変わった。そして、そこには明らかな分水嶺が在った。
3月11日の八尾恵さんの謝罪と告白が全国に放映された事と、
翌日の金子(赤木)恵美子第2回公判における証言がそれである。
今やメディアは挙って「北朝鮮問題」を語る様になり、
かつての「帰国事業」に対する批判にまで遡及するものまで現れ、
北の擁護者は急速に力を失ったかに見える。
私たちは今の世情に諸手を挙げて歓喜すべきなのか?
これは状況が変化したに過ぎず、
安定した東アジア新秩序が訪れた訳でもなければ、
拉致事件解決の光明が灯った訳でもないのである。(つづく)





