『恵子、お母さんは待っていますよ!』第10回 政治の罪・不作為の不当性③ その15

「日本のマスコミや在日朝鮮人総連合会は

北朝鮮を『地上の楽園』だと宣伝していた。

今にして思うと、特に日本のマスコミのそれは

社会主義への幻想とかつての植民地支配への贖罪意識から

実情を見極めないまま行った手放しの讃美に過ぎないものだった、、、。

政府が事件解決を大幅に遅らせてまで

「何に遠慮しているのか」を探るとき、

行き着くひとつの答えを暗示しているかの如き一文である」

ODAであれ米支援であれ、

その一部を何らかの形で懐に収めようとする行為は、

司直の手に委ねられるべき罪である。

一方「臆病病」は、政治家や官僚あるいはマスコミ関係者が

自らの良心を何処に求めるかが問われているのであり、

道義的責任は狭義な「罪」には問われない。

故になおさら「罪深い」のである。

なぜならその人々には「罪」の意識が欠落しており、

進行性の強い悪性腫瘍に似て気づかないうちに

事態を悪化させてしまうからである。(第10回おわり 次号へつづく)