『恵子、お母さんは待っていますよ!』第11回 助けるべき人権、不要な人権 その8

「あんた等は最低な事をしてきている、、、」

まだ何も詳細に触れていないにも拘わらず、

声の主は「暴言」を吐き、そして、

「申し立ては受けているが、

本委員会で取り上げられるかどうかは期待しない様に、、、」

と続けたのである。

まさに後ろから頭を殴られたかの如く、

明弘さんは相手の意図する事が分からなかった。

その後2度目の連絡の折にも、

彼は「暴言」を繰り返したという。

また、嘉代子さんも

「娘の救出に関して色々な人と話しましたが、

あれほど不愉快な事はありませんでした(当時)。

何か面倒臭そうに、高圧的で、

耳元で何度もため息を繰り返されたのです。」

と当時を振り返る。

声の主、その人は柳川昭二という弁護士だった(つづく)