「恵子、お母さんは待っていますよ!」第3章幻の記者会見 4マスコミの一斉報道2

 1月9日付け北海道新聞は「平壌の札幌男性(Iさん)名義旅券、よど号柴田被告が所持」と報じている。

赤軍メンバーの柴田康弘は昭和45年(1970年)4月のよど号ハイジャック事件で北朝鮮に渡った後、

密入国していたが昭和63年(1988年)に兵庫県内で逮捕される。

その所持品にあった偽造パスポートは、顔写真を柴田のものに張り替えただけのIさんのパスポートだったのである。

 有本夫妻の陳情を再三受け、

「危害が及ぶ可能性」まで示唆しておきながら、赤軍メンバーがIさんのパスポートを所持していた事実を把握していて、

なお「事実であれば・・・」と語る外務省北東アジア課の何と奥ゆかしく上品なことか。

長瀬 猛氏著作『恵子、お母さんは待っていますよ!』より

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