「北海道のIさんからの手紙」は、
既に様々な場面で公開されているが、
その手紙には有本恵子さんの旅行保険の写しと3枚の写真が同封されていた。
2枚は北海道のIさんと恵子さんのもの、
もう1枚は生後間もない乳児らしきものであった。
「文面を素直に読む限り、乳児は熊本のMさんかもしれません。
でも、何でまた自身の乳児期の写真を携帯していたのか?」。
昭和63年(1988年)9月、
失踪から5年ぶりにもたらされた娘の音信に、
母嘉代子さんは、
「非常に不思議な感覚を覚えた」と当時を振り返る。
これらの写真はIさんのお母さんがコピーしたもので、
はっきりと判別できるものではなかった。(つづく)
長瀬 猛氏著作『恵子、お母さんは待っていますよ!』より




