「恵子、お母さんは待っていますよ!」第6章日本赤軍よど号グループ② 検証・最後の音信(4)

高沢氏は著書に、

札幌のIさんが

よど号の妻2人と公園(動物園)のベンチで撮ったスナップ写真を示して、

彼女たちが同時期、

頻繁にコペンハーゲンで

活動していた証拠を示している。

そのIさんと一時期であれ恵子さんが行動を共にしていたという事実、

現地公安当局がマークしていた工作員キム・ユーチョルと

恵子さんが一緒に写った写真が存在すること、

そして、

恵子さん本人が北朝鮮に居るということを合わせて考えれば、

日本赤軍よど号グループが

拉致誘拐の実行犯であることは自ずと導かれる結論であろう。

もちろん現段階(当時)では「疑い」の域を出ないが、

もしこれが国内であれば、

容疑者と推定するに十分な状況証拠と言えるのではないか。

(検証・最後の音信おわり。以下つづく)

長瀬 猛氏著作『恵子、お母さんは待っていますよ!』より

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