「恵子、お母さんは待っていますよ!」第6章日本赤軍よど号グループ② よど号の妻・帰国(3)

また、

「北朝鮮はアジア開発銀行などの

国際金融機関からの融資を得るべく、

アメリカのテロ支援国家指定解除を目標として、

国際手配中の日本赤軍よど号グループを

国外へ出そうとしている・・・」

と一般的に云われているが、

救う会全国協議会・佐藤会長(当時)は、

「何らかの事情でどうしても帰国する必要性に駆られているのでは・・・」と

推測する。

あるいは真実を語り始めた

八尾恵氏に会うことがそれなのかもしれない。

逮捕されたとしても微罪で済み、

かつ重要な任務を遂行し得る者として、

金子恵美子ほど、

うってつけの人物はいないという。

金子の帰国を前にして、

有本夫妻をはじめとする「家族連絡会」の方々は、

9月10日(平成13年)警察庁を訪れ陳情した。

かねてより「妻たちが帰国したら、

何が何でも会って娘のことを訊きたい!」

と語っていた嘉代子さんに

当日の模様を伺った。(つづく)

長瀬 猛氏著作『恵子、お母さんは待っていますよ!』より